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Nemesis (mythology)[sửa | sửa mã nguồn]

ネメシス

Nemesis (in Greek, Νέμεσις), also called Rhamnousia/Rhamnusia ("the goddess of Rhamnous"), at her sanctuary at Rhamnous, north of Marathon, in Greek mythology was the spirit of divine retribution against those who succumb to hubris, vengeful fate personified as a remorseless goddess. The name Nemesis is related to the Greek word νείμειν, meaning "to give what is due". The Romans equated the Greek Nemesis as Invidia (Aronoff 2003).

Nemesis is now used as a term used to describe one's worst enemy, normally someone or something that is the exact opposite of oneself but is also somehow similar. For example, Professor Moriarty is frequently described as the nemesis of Sherlock Holmes.

ネメシス[sửa | sửa mã nguồn]

ネメシス(Nemesis)はギリシア神話に登場する女神。人間が神に働く無礼に対する、神の憤りと罰の擬人化である。ネメシスの語は元来は「義憤」の意であるが、よく「復讐」と間違えられる。(訳しにくい語である)擬人化による成立のため、成立は比較的遅く、その神話は少ない。

ヘシオドスの『神統記』ではニュクス(夜)の娘とされる。ゼウスがネメシスと交わろうとしたが、ネメシスはいろいろに姿を変えて逃げ、ネメシスがガチョウに変じたところゼウスは白鳥となってついに交わり、女神は卵を生んだ。この卵を羊飼いが見つけてスパルタの王妃レダに与え、これからヘレネとディオスクロイが生まれたとされる。ただしゼウスがこのとき白鳥となって交わったのはレダであるという伝承もある。

ネメシスのもっとも知られた神殿はアッティカ北部のラムヌスにあり、ペイディアスの刻んだ神像があった。ここでのネメシスはアルテミスに似た性格の女神とされた。またボイオティアではアドラストスが始めたとされるネメシス・アドラステイア(Adrasteia 遁れることの出来ない者)、すなわち必然のネメシスの崇拝があった。

ニュンペーのエコーの愛を拒んだナルキッソス(ナルシス)に罰を与えたのはネメシスであるとされる。

ギリシア悲劇においては、アテやエリニュスらと似たような役割、神罰の執行者としてしばしば言及される。アテナイではネメシスの祭、ネメセイア(Nemeseia)が行われた。これは十分な祭祀を受けなかった死者の恨み(nemesis)が、生者に対して向かわぬよう、執り成しを乞うことを主な目的とした。

スミュルナで崇拝されたネメシスは、二つの姿をもつものとされ、アルテミスよりアプロディテに似た性格の女神であった。この二重性の起源は不詳であるが、ネメシス自体の性格の二重性(復讐をなだめる恩恵をほどこす側面と、呵責のない復讐者)あるいはスミュルナの市が新旧二つの部分からなっていたことの反映であるとも推測される。